取材監修:女子栄養大学栄養学部教授 上西一弘先生
まずはチェック!
食品に含まれる食塩量を知ろう
●加工食品など食塩の量をチェックしよう 加工食品やインスタント食品、コンビニやスーパーで売られている総菜などには、食塩量の表示(食塩相当量)が義務づけられています。スーパーなどで購入するときに表示を見て確認する習慣をつけておきましょう。慣れてくると、その食品の食塩量が多いのか、少ないのかが徐々にわかってくるようになります。
●料理するときは調味料を量ろう 料理するときには、どれくらいの食塩を使うのか覚えておくとよいでしょう。目分量で調味料を入れると多くなりがちなので、きちんと量ってから使う習慣をつけましょう。
小さじ1杯あたりの食塩量
●食塩の多い食品を知っておこう 食塩が多い食品として次のようなものがあります。なんとなく覚えておくだけでもよいので、意識するようになれば、つづけてとらないようにしたり、控えめにとったりなど、食塩のとりすぎを防ぐことができます。
食塩の多い食品例
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より作成
次のページでは、日常生活にとり入れやすい、簡単な減塩の工夫を紹介します!