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約2日前

「適切なたんぱく質摂取」とは…

取材監修:女子栄養大学栄養学部教授 上西一弘先生

たんぱく質のチカラ!
筋肉だけじゃない、美容にも欠かせない理由

ここ数年、たんぱく質をたくさん含む商品が話題になるなど、たんぱく質が注目を集めています。たんぱく質は筋肉をつくる材料になることがよく知られていますが、それ以外にも血液の成分やホルモンなどもたんぱく質からできています。また、からだの内部だけでなく、肌や髪、爪の材料にもなるため、美容面からも欠かせない栄養素です。

からだに重要な栄養素ですが、日本人のたんぱく質の摂取量は、平均でみると必要量を満たしているものの、個人差を考えると不足している人が多いと考えられ、専門家が警鐘を鳴らしています。

たんぱく質の年代別の平均摂取量と目標量
「2023年(令和5年)国民健康・栄養調査の結果の概要」
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」より作成


▲生活習慣病予防のためのたんぱく質摂取の「目標量」には、ほとんどの世代で足りていない!
※たんぱく質の目標量は、身体活動レベルⅡ(ふつう)

摂取量は減少傾向!
大人も毎食とりたいたんぱく質

平均摂取量でみると、2000年ごろまでふえていたたんぱく質摂取量が、ここ数年、再び減ってきており、1950年代と同レベルになっています。その要因として、過度なダイエットや食事制限などで肉類を避けたり、手間がかかるというイメージから魚類を使った食事をあまり食べなくなった影響があるとも考えられています。

たんぱく質は、成長期の子どもだけでなく、大人もしっかりとる必要がありますが、なかでも高齢者は、たんぱく質が足りていないと、年齢とともに虚弱になる「フレイル」や、筋肉の量が減ることで身体機能が低下する「サルコペニア」などのリスクが高まります。これが要介護や寝たきりにつながるのです。

たんぱく質は、魚介類、肉類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品などに含まれています。日々の食事でバランスよく、できれば毎食たんぱく質をとりましょう!

次の記事では、ω-3系脂肪酸をはじめとする体に良い油について、詳しくご紹介します!ぜひチェックしてみてください。

監修 上西一弘 先生
女子栄養大学栄養生理学研究室教授。
徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了後、食品企業の研究所を経て、1991年より女子栄養大学に勤務。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会委員。
2005年版以降、「日本人の食事摂取基準」策定において、改定の度にワーキンググループメンバー(ミネラル)を務めている。
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