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約8時間前

ω-3系脂肪酸を手軽にとる方法は?

取材監修:女子栄養大学栄養学部教授 上西一弘先生

日々の食卓で魚料理を増やして
ω-3系脂肪酸をとろう

大切なω-3系脂肪酸をしっかりとるには、できれば毎日、3食のうち1食は、魚を食べたいものです。DHA・EPAは魚のあぶらに含まれます。

たとえば、塩焼きしたさんま1尾の重量を150gとすると、食べられる部分は100g弱となります。含まれるDHAは1,950mg、EPAは1,268mgで、合計すると約3.2g。どの年代の人でも1日の目安量をクリアすることができます。

このようにDHA・EPAは焼き魚でも十分摂取できるので、好みの調理法でおいしく魚を食べましょう。刺身で食べればあぶらも丸ごととれますので、さらにDHA・EPAを摂取できます。

さばの水煮などの缶詰なら
DHA・EPAが丸ごととれる!

魚は肉に比べて調理に手間がかかったり、後片付けが面倒だと感じる人におすすめなのが「魚の水煮缶」です。

さば、いわし、さけなどの水煮缶を、そのまま味付けして食べたり、サラダや炒めもので使うことで、手軽にDHA・EPAがとれます。

また、汁ごとつかえば、そこに溶け出しているDHA・EPAもとれて、出汁の代わりにもなります。食材ストックに水煮缶を常備しておいて、「今日は魚不足だな」と思うときや、「何か一品足したいな」というときは、手軽でリーズナブルな魚の水煮缶を使ってみてはいかがでしょうか?


「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より作成

監修 上西一弘 先生
女子栄養大学栄養生理学研究室教授。
徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了後、食品企業の研究所を経て、1991年より女子栄養大学に勤務。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会委員。
2005年版以降、「日本人の食事摂取基準」策定において、改定の度にワーキンググループメンバー(ミネラル)を務めている。
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