Oishiine!!便り
2019/04/05

【工場見学レポート】大人気!さば缶工場に行ってきました!!

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こんにちは!マルハニチロ担当者のイワタンです

すっかり春めいてきた今日この頃、いかがお過ごしですか?ついこの間まであんなに寒かったのが嘘のようです。

さて、2月上旬のある日、さば缶を製造している青森工場へ見学に行ってきました。いま一大ブームを巻き起こしているさば缶は、どのように作られているのでしょうか!?今回はマルハニチロのさば缶工場見学レポートをお届けします

 

青森県に到着!

さば缶工場がある、新青森駅に到着!青森といえば、「青森ねぶた祭」が有名ですよね。駅構内には山車の一部を切り取ったものが展示されていました。


圧巻の迫力です!

ちなみに、マルハニチロも毎年ねぶた祭に参加しています。実際に運行したねぶたの山車の一部が、マルハニチロ本社受付に飾られているんですよ。



おっと、話を戻しましょう。東京から青森への移動でお腹が空いたイワタン、工場に向かう前に腹ごしらえ。青森に来たら、やっぱりコレですよね♪


新鮮な海の幸がたっぷりのった海鮮丼

 

青森工場に到着!

この日は大寒波がきていて、大雪でした寒~い!!けど、長靴を履いて気合十分なイワタンです

寒そうな写真からスタートですみません・・・

さっそく作業着に着替えました。案内役の山崎工場長とパチリ

(左)山崎工場長 (右)イワタン

 

いよいよ工場の中へ潜入! ・・・の前に

エアシャワーや粘着ローラー掛け、担当者による入場チェック、手洗い(爪もブラシでしっかり)をします。全員がこの工程を行います。

 

①原料の受入れ・解凍

さあ、工場の中にやってきましたよ!まずは原料の受入れ・解凍の様子です。



ブロック凍結したサバを受入れ、解凍していきます。おいしいさば缶を作るため、解凍時の温度管理を徹底しています。



サバの旬は、秋~冬。この時期に北部太平洋で漁獲されるものが、脂がのっていて美味と言われています。マルハニチロでは、この一番おいしい時期のサバを使用した缶詰を1年を通して製造できるよう、原料を確保しています。

 

旬の時期は氷漬けで直送される生サバを、それ以外の時期は旬の時期に漁獲されたサバを冷凍しておいたものを使用しているんですよ。

 

②原料の選別

解凍されたサバは、洗浄されながら、大きさを選別する工程へ進みます。棒の隙間を通るかどうかで、サイズを分けています。



大きなサイズのものは、プレミアム缶詰「月花」シリーズ に使用されます。

「月花さば水煮」
 

肉厚でボリュームたっぷり、厳選した脂ののった国産さばを使用し、原料にこだわった本物志向&こだわりのプレミアムさば缶詰です。 調味料は天日塩のみを使用し、さば本来のおいしさを引き出しました。

 

③カット工程

選別が終わったら、続いてカット工程へ。固い背びれ、頭、しっぽ、内臓を除去し、缶詰にちょうどいいサイズにカットしていきます。


あ!さば缶に入っている形になってきました

もちろん工程の途中では、金属などの異物が入っていないか複数回にわたりチェックします。

 

④重さをチェック!調味料を入れていきます

カットされたサバを一列に並べて機械にセット。缶に詰めていきます。

ここで重さをしっかりチェック!重いもの、軽いものは人の手で一つ一つ調整します。

続いて、調味料を入れていきます(この日は、みそ煮の製造でした)。

 

⑤缶の蓋をしめて、加熱殺菌

いよいよ最終段階。空気を抜いて、しっかり密閉します。

 

缶の蓋をすることを「巻締(まきしめ)」と言います。

 

きちんと蓋がしまっているか機械で検査した後、レトルト殺菌釜へ入れて加熱殺菌します(120℃で約1時間)。

 

実は缶詰には、保存のための添加物は入っていません。密閉した後に加熱殺菌することで、長期保存を実現しているんですよ。

 

⑥遂にさば缶が完成!

X線検査で異物をチェック!賞味期限を印字、箱詰めして、完成です。

 

工場長よりみなさんへご挨拶

『月花さば水煮』 は、マルハニチロの代表的な商品です。いつ誰が食べても「おいしい」と言ってもらえるような安定した製品を提供できるよう、日々努力しています。近年メディアにさば缶が取り上げられることも多く、注目を受けているのは非常に有難いと感じると同時に、責任も感じています。これからもみなさんに喜んでいただけるものをお届けできるように頑張ります。

 

おまけ

Q:カット工程で取り除かれた頭やしっぽ、内臓は捨ててしまうの?

A: ブロック状に凍結し、養殖まぐろのエサなどに再利用されています。


Q:缶詰も鮮度が命!?やっぱり出来立てが一番おいしいの?

A:缶詰がおいしいのは、実は出来たてより1年以上経ったもの。素材から出る脂肪分や旨味がじっくり身になじんで、熟成していくことがその理由です。さば缶の賞味期限は製造日より3年なので、賞味期限まで後2年以内のものがおすすめです♪とは言え、もちろん出来立てもおいしく召し上がっていただけるよう作っていますよ缶詰の味わいの変化をぜひお楽しみください。

 

最後に、プレゼントのお知らせ!

対象期間中に、さば缶工場に関するクイズに正解した方の中から抽選で10名様に、『月花さば水煮』 『月花寒さばみそ煮』をプレゼントします!このブログの中に答えがありますよ。サバの旬に注目です!ぜひぜひご参加ください!

 

さば缶工場クイズキャンペーンの詳細はこちら>>

 

いま注目を浴びているさば缶の工場見学レポートはいかがでしたか?ひと手間もふた手間もかけて、愛情をたっぷりこめて作られたさば缶をこれからもご愛顧いただけたらうれしいです。
ブログを読んだ感想など、ぜひコメント欄にお寄せくださいね

 

※2019年2月取材時の情報です。商品のパッケージやその他の情報について変更が発生する場合があります。

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